日本人が嫌いだった私が日本人を好きになるきっかけをくれた話
その話とは
世界でも最貧国、最悪な場所と言われる土地が
フィリピンのセブ島にある
その土地は水上スラム街
そこに住んでる民族がバジャウ族
バジャウ族の運命を変えた
唯一の若者の日本人がいる
松田大夢
その当時は20〜21歳
彼はバジャウ族の希望の光になった
バジャウ族に出会うまでの彼の人生はドン底
高校は中退する
自分のしたいことを探すために
東京に来るがお金がなくて
ホームレス生活をする
どんどんドン底な人生になっていく
そんな最悪な人生を送る中で
彼の人生を変える人に出会う
その人はセブ島のストリートチルドレンを救うNPO法人の人だった
彼はストリートチルドレンの話を聞いて
すぐにセブ島に行く決心をする
彼はストリートチルドレンの子たちの現状を見てびっくりする
子どもがご飯たべれない、家がないなんて
日本ではありえない！！
ってすごい衝撃を受ける
彼は子どもたちの生活がどんどん気になり
子どもたちに「どんな生活してるの？」と聞くと
ついておいでということで追いかけていくと
そこに居たのがバジャウ族だった
彼はバジャウ族を見て感動した
すごい生活をしてるやろうと思ってたのが
逆でみんなが笑顔で幸せそうでキラキラしてた
すごいアットホームだった
そのときに彼は日本の方が貧しいと思った
私もセブ島に行ったときに感じたことがある
日本の方がセブ島に比べて
街も綺麗、物もたくさんある
だけど日本人は幸せそうじゃない
セブの人たちは貧しい生活してるが
みんながキラキラしていた
心が豊かに見えた
昔の日本も貧しい生活をしていた
そのときはみんながアットホームで
みんなが家族という概念持っていた
国自体は貧しいのに
日本人の心はみんな豊かだと
外国人がびっくりしてたという話がある
でも今の日本にはそれが失いつつある
大夢は、ずっと探していたものを最貧国の村で見つけた
「俺が探していたのは、こういうアットホームな関係」
彼は豊かな気持ちになってきた
バジャウ族とどんどん交流することで
真の優しさに触れていってバジャウ族のことを好きになっていった
バジャウ族は現地の人から迫害を受けていた
現地の人はバジャウ族に近寄るなというルールがあった
だから誰も近寄らなかった
大夢はバジャウ族の真の優しさを知っている
バジャウ族は危ない人間じゃないと
みんなアットホームでいい人だと
バジャウ族のイメージを変える決意をした
そこで彼がしたことが
バジャウ族に会いに行けるツアーをはじめた
実際にみんながバジャウ族に会ったら
この誤解は解けると純粋に思い
SNSを使って発信していった
日本では馴染めなかった大夢、、、
自分の居場所が見つかった
この想いを彼は形にした
それも商売という形で
ツアーだと観光地になる
お土産などが売れていく
そしたらバジャウ族の人たちみんなが潤っていく幸せになる
彼は経済圏を生み出した！
彼の想いはバジャウ族が大好き
大好きな人たちが迫害を受けてる
そんなことは絶対に嫌だという純粋な気持ち
その気持ちがバジャウ族の運命を変えた
そしてバジャウ族のイメージは
どんどん変わっていった
それをやったのが日本の若者
大夢はすごい人でもなかった
日本でいうと出来損ない
人生ドン底で何したらいいかもわからず
さまよって生きていた
そんな彼だったけど他国の人の運命を変えた
それが出来たのは
やっぱり同じ痛みを知っているから
大夢も日本にいるときは一人ぼっちだった
バジャウ族も現地の人から迫害を受けていた
この苦しみは変わらない
だからこそバジャウ族の気持ちがわかる
何とかしたいと思えたのだと思う
私はこの大夢の話を聞いて
すごい感動した
同い年というのもあって
すごい親近感が湧いた
彼のおかげで日本人って素晴らしい
日本人として生まれてきてよかったと思えた
そして日本人には人の運命を変える力がある
人を幸せにする力があると感じさせてくれた
その力が私たち日本人には備わっている
それが日本人としての誇りだと思った
そしてもっと日本には彼のように素晴らしいことをした人たちがいっぱい居る
その人たちの想いが
今の世代の私たち日本人に受け継がれてる
他国まで救える力を日本人は持ってる
その力を私たちは持ってる
彼のように人を想う気持ちを
みんなが持つことが出来れば
世界は良くなる
世界が良くなるには
日本人が本来の日本人らしさ
人を思いやる気持ちを取り戻し
それを彼のように行動すれば変わる
それが出来るのが日本人！
